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ビットコインのアドレスの種類とは?1・3・bc1の違い(Legacy/SegWit/Taproot)
結論:先頭文字で種類がわかる。迷ったら手数料の安いネイティブSegWit(bc1q)が無難
ビットコインのアドレスは先頭の文字で種類が判別できます。種類によって取引データのサイズ(=手数料)や、古いウォレットとの互換性が変わります。送る相手のアドレスが自分と違う種類でも、送金そのものは問題なく行えます。
この記事のポイント
- 「1」=Legacy(P2PKH)、「3」=P2SH、「bc1q」=ネイティブSegWit(bech32, P2WPKH)、「bc1p」=Taproot(bech32m, P2TR)
- SegWit以降は取引サイズが小さく、送金手数料を抑えやすい
- 種類が違う相手へ送るのは問題ない(混在OK)。受け取りはウォレットの対応形式に依存
- 迷ったらネイティブSegWit(bc1q)が現在の標準
アドレスの種類一覧
| 先頭 | 名称 | 技術 | エンコード | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Legacy | P2PKH | Base58 | 最も古い形式。互換性は高いが取引サイズが大きい |
| 3 | P2SH | スクリプトハッシュ | Base58 | マルチシグや「ネスト型SegWit」に使われる |
| bc1q | ネイティブSegWit | P2WPKH | bech32(BIP173) | 取引サイズが小さく手数料を抑えやすい |
| bc1p | Taproot | P2TR | bech32m(BIP350) | 2021年導入。プライバシーと柔軟性を強化 |
「3」で始まるアドレスは、純粋なマルチシグ(P2SH)のほか、SegWitをP2SHで包んだネスト型SegWitにも使われます。
なぜ種類で手数料が変わるのか
ビットコインの手数料は送る金額ではなく、取引データのサイズ(sat/vB × 仮想バイト数)で決まります。SegWit(bc1q)やTaproot(bc1p)は署名データの扱いを効率化しているため、同じ送金でもLegacy(1)より仮想バイト数が小さくなり、結果として手数料を抑えやすくなります。仕組みはビットコインの手数料の仕組みで詳しく解説しています。
どれを使うべき?
- 新しく受け取り用に作るなら:多くの現行ウォレットが既定にしているネイティブSegWit(bc1q)が無難です
- 古いサービスに送る場合:相手が bc1 形式に対応していないと送れないことがあります。その場合はLegacy/P2SHを使うか、対応サービスを使います
- Taproot(bc1p):対応ウォレット・取引所が増えていますが、まだ未対応の送り先もあります
送るときの注意
種類が違うアドレス同士でも送金は可能です(混在OK)。ただし、bech32/bech32mアドレスは大文字小文字を区別しませんが、コピー&ペーストで1文字でも欠けると送金は失敗します。誤送金のリスクと対処は間違ったアドレスに送ったときの対処を、保管全般はビットコインの保管方法を参照してください。
よくある質問
種類の違うアドレスに送っても大丈夫ですか?
はい。たとえば「bc1q」のウォレットから「1」や「3」「bc1p」のアドレスへ送ることは問題なくできます。重要なのはアドレス文字列が正確で、送り先が有効な形式であることです。
どのアドレス形式を使うのが一番おすすめですか?
迷う場合はネイティブSegWit(bc1qで始まるbech32)が無難です。取引サイズが小さく手数料を抑えやすく、現在多くのウォレットの既定になっています。一部の古いサービスに送るときだけ、相手の対応形式に合わせます。
bc1qとbc1pは何が違いますか?
bc1qはネイティブSegWit(bech32, BIP173)のP2WPKHアドレス、bc1pはTaproot(bech32m, BIP350)のP2TRアドレスです。Taprootは2021年に導入され、プライバシーとスクリプトの柔軟性を高めています。
参考・出典
- BIP173: Base32 address format for native v0-16 witness outputs(bech32)
- BIP350: Bech32m format for v1+ witness addresses
- Address — Bitcoin Wiki
投資にあたっての注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。ビットコインは価格変動やハッキング、紛失等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任で、余裕資金の範囲で行ってください。税制・規制は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式の一次情報をご確認ください。
Sources
FAQ
- 種類の違うアドレスに送っても大丈夫ですか?
- はい。たとえばbc1qのウォレットから「1」や「3」「bc1p」のアドレスへ送ることは問題なくできます。重要なのはアドレス文字列が正確で、送り先が有効な形式であることです。
- どのアドレス形式を使うのが一番おすすめですか?
- 迷う場合はネイティブSegWit(bc1qで始まるbech32)が無難です。取引サイズが小さく手数料を抑えやすく、現在多くのウォレットの既定になっています。一部の古いサービスに送るときだけ相手の対応形式に合わせます。
- bc1qとbc1pは何が違いますか?
- bc1qはネイティブSegWit(bech32, BIP173)のP2WPKHアドレス、bc1pはTaproot(bech32m, BIP350)のP2TRアドレスです。Taprootは2021年に導入され、プライバシーとスクリプトの柔軟性を高めています。
本記事は情報提供のみを目的とし、投資・金融・取引の助言ではありません。価格は参考値で古い場合があります。投資判断はご自身の責任で。